現代美術を扱う中で様々な手法で自らの作品世界を表現するわけですが、制作しつづける現場の中で、鑑賞体験をないがしろにするような瞬間をたびたび目にすることも少なくありません。

 

アーティストとして、イメージの生成に関与するものとして、ありのまま、在るがままではない、つくり出す芸術として表現することを決意し、2002年より私は「写真作家」として活動を始めました。

 

当時の殆どの芸術家が「写真家」や「カメラマン」として名乗る時代に、私はそうした思いを込めて作品を創る行為に身を捧げてきました。

 

このような私の活動は、初期の頃から「土地の記憶」と「自分の記憶」と「今、在る場所」それらを題材にして制作された様々な「標」の集合体として「視覚化」され、現代美術作品、Art Installation等の表現形態を用いて鑑賞者の前に示されます。

 

その作品制作の行為は、記憶と感情が交差し浮遊する作者独自の視覚イメージを融合させた「あたらしい風景」として位置づけられました。

 

近年はこのような、私のコンセプトや表現方法も世に定着しつつある時代のようにも感じてます。

 

今回、展示している作品は、10枚の私のポートレート写真を入口にしています。

 

またその先の世界に、皆さまをご案内できるよう、ただいま鋭意、制作を継続しています。

 

お時間のある方はぜひまた会場に足をお運びくださいますよう重ねてお願いいたします。

 

Artist 写真作家 高田K子

(2026.4.30 12:35)

 桜の咲く午後の美しい眺めの中より…

 

開催のご挨拶

<プロフィール>

高田K子(たかだけいこ)、写真作家、北海道出身。十勝の現代美術シーンで活躍していた美術家でアートプロデューサーの佐野まさの氏が監修する現代美術展「田園都市のコンテンポラリーアート」という事業(とかちのアートを考える会)を、佐野氏が亡くなる直前に「次に帯広で開催される国際現代美術展の開催までこの展覧会事業の実施や地域をアート活動で支援してほしい」と遺言される。これを機に地元で本屋雑貨ギャラリー併設のカフェを営む造形作家・高坂光尚らと共に展覧会事業や地域のアート活動で地域を支援した。アサヒビール芸術文化振興財団が全国展開した助成事業「アサヒ・アート・フェスティバル」で空きビル等を活用した「アート プロジェクト」等を展開。拠点を現在も帯広にし「地域に根ざした芸術家」の創出に尽力。2017年、主要な美術館学芸員や美術記者、美術評論家等に推薦され上野の森美術館(東京)で開催の美術展(VOCA展 2017)に選抜。北海道では札幌市資料館、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 さっぽろ天神山アートスタジオ、Museumや歴史的建造物等でインスタレーションを展開。近年は帯広商工会議所の中心部のにぎわい創出事業「帯広まちなか『商』学校※まちなか show ラウンジ」に参加。個展開催でコロナ禍での社会活動と丁寧に向き合い芸術活動で地元を支援した。2025年、北海道文化財保護協会 が主催で初開催した アート ワークショップ を 帯広にある 重要文化財 旧双葉幼稚園 園舎 で実施。現在も飽くなき探求心で芸術家(Artist) として様々な活動に励む。

 

2002年 十勝国際現代美術展 出品

(主催 帯広市・帯広商工会議所・十勝毎日新聞社)

「デメーテル」とは、北海道で初開催した国際現代美術展の名称

 

2007年 アサヒビール芸術文化振興財団助成事業

「アサヒ・アート・フェスティバル」実施

(帯広市内)

 

2008年 アサヒ・アート・フェスティバル実行委員

(-2016年まで)

 

2008年 田園都市のコンテンポラリーアート 「雪と風の器」 出品

(北海道立文学館)

 

2008年 若手アーティスト200人展 出品

(札幌 500m 美術館)

 

2012年 美術で見る帯広130年の歴史展 出品

(主催 北海道帯広市)

 

2013年 個展 高田K 子展

「Edge of Another World 新しい世界、あるいはその果てへ....」

(主催 北海道立釧路芸術館)

 

2014年 文化庁メディア芸術祭 釧路展

(主催 文化庁、北海道立釧路芸術館)

 

2017年 VOCA 展2017 

現代芸術の展望-新しい平面の作家たち」出品

(主催 東京 上野の森美術館)

 

2018年 Nonlocality

(安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄)

 

2025年 北海道図絵  札幌天神山三十六景

(さっぽろ天神山アートスタジオ)

 

2025年 ワークショップ みんなで残す宝物(たからもの)

(主催 北海道文化財保護協会)

 

 

 

2002年 「とかち 国際現代アート展 デメーテル」で国際現代美術展に抜擢。初制作初展示は帯広市内中心街で『CITY PROJECT』に P3 art and environmentの 芹沢高志 氏、地元の美術家 佐野まさの 氏に選抜。

 

作家デビュー後もアーティスト活動と共にミュージアムでのエデュケーションや企画サポート、看視員、チケットコントロール等の仕事に従事。学生時代に街づくりに関心をもち郷土へのかかわりの中で トヨタ アート マネジメント や アサヒ アート フェスティバル 等の事業受け入れや実施に携わる。MUSEUM等でも、2002年に作家招聘事業 ( アーティスト・イン・レジデンス ) NILS UDO展 で市民交流会を企画。広報計画立案や大型美術展を地方都市で開催する際の美術館現場の運営に精通。二刀流 を継続。

 

美術館での自らの経験から「ミュージアム・コンシェルジュ」を提唱。キュレーターらと共に様々なサービスを実践した。美術館・博物館は催事場利用を超えた存在となることが重要であり、市民全員に利用され「地域の宝」として大切に守られ、積極的な利活用がされることを願っている。

 

2019年末からのコロナ禍であらためて「芸術」と「社会活動」を考えさせられた経験から2020年に「ヘリテージ・マネージャー」を学ぶ。北海道ヘリテージ・コーディネーターとして日々の学びも継続中。

 

 

 

 

作品収蔵

=北海道立釧路芸術館

 

受賞

=帯広市民劇場新人賞

 

会員

=茶道(表千家)

=北海道ヘリテージ・コーディネーター

=北海道文化財保護協会

=北海道美術館協力会